Steps



vol.21 未収入金と未払金

商品を仕入れて売る、商品売買で生じる債権、債務は「売掛金と買掛金」勘定を使って仕訳します。商品ではない売買で生じる債権、債務に使うのが「未収入金と未払金」! 詳しく解説いたします!
 

最小公倍数と最大公約数 …なんて話は出てきません。
足し算、引き算(あと掛け算、割り算もちょっとだけ)ができれば大丈夫の簿記3級。気軽な気持ちで読んでくれたらうれしいです。友達との待ち合わせ、ちょっとした時間に是非どうぞ!

 

未収入金と未払金

商売のメインである商品を仕入れた時に発生する債務は「買掛金」、売った時に発生する債権は「売掛金」。

商売のメインである商品ではない場合でも、後払いで売買することがあります。 机などの備品を買ったり、しばらくしてそれをリサイクルショップに売ったり…など。

商品売買で発生する債権、債務と区別するために勘定科目を分けて使います。

 

未収入金(みしゅうにゅうきん)
建物や備品など商品ではないものを売ったときに発生する「代金を後日受け取ることができる権利(債権)」のこと。売掛金と同じく資産です。略して「未収金(みしゅうきん)」ということもあります。

未払金(みばらいきん)
建物や備品など商品ではないものを買ったときに発生する「代金を後日支払わなければならない義務(債務)」のこと。買掛金と同じく負債です。

 

未収入金の会計処理

建物や備品など商売のメインとなる商品ではないものを売った場合の取引の流れです。

商品ではないものを売った時

所有していた10,000円の椅子(備品)を売却し、代金10,000円を来月受け取ることにした。


\答え/

借方 金額 貸方 金額
未収入金 10,000 備品 10,000

\解説/


ものを売って、そのお支払いが来月ということです。代金を後日受け取る権利(債権)が発生します。売ったものが備品ということなので、商売のメインとなる商品ではありません。
商品と区別するため、売掛金ではなく「未収入金(みしゅうにゅうきん)」勘定を使います。
権利は財産、すなわち資産です。資産残高の増加ですのでホームポジションの借方に記入します。

そして手元から備品がなくなります。資産が減少しますので、ホームポジションの逆側である貸方に記入します。

答えを確認

 

後日、代金を受け取った時

椅子(備品)売却の際に発生した未収代金10,000円を現金で受け取った。


\答え/

借方 金額 貸方 金額
現金 10,000 未収入金 10,000

\解説/


現金を受け取ったということで資産が増加します。ホームポジションである借方に記入します。

未収入金を回収するとその債権は消滅します。資産が減少しますので、ホームポジションの逆側である貸方に記入します。

答えを確認

 

 

未払金の会計処理

建物や備品など商売のメインとなる商品ではないものを買った場合の取引の流れです。

商品ではないものを買った時

お店の棚が壊れたので大工さんに修理してもらい、代金20,000円を来月支払うことにした。


\答え/

借方 金額 貸方 金額
修繕費 20,000 未払金 20,000

\解説/


棚の修理は修繕費、費用の増加です。ホームポジションである借方に記入します。

サービスを受けることも「ものを買う」に含まれます。
そのお支払いが来月ということです。代金を後日支払う義務(債務)が発生します。買ったものが大工さんの修理サービスということなので、商売のメインとなる商品ではありません。
商品と区別するため、売掛金ではなく「未払金(みばらいきん)」勘定を使います。
義務は負債です。負債残高が増加しますのでホームポジションの貸方に記入します。

答えを確認

 

後日、代金を受け取った時

お店の棚を修理した際に発生した未払代金20,000円を現金で受け取った。


\答え/

借方 金額 貸方 金額
未払金 20,000 現金 20,000

\解説/

未払金を支払うとその債務は消滅します。負債が減少しますので、ホームポジションの逆側である借方に記入します。

現金で支払ったということで、資産が減少します。ホームポジションの逆側である貸方に記入します。

答えを確認

 

 


未収入金と未払金についてのお話しはこれでおしまいです。
売掛金、買掛金とは区別して管理するというのがポイントです。

このページの下の方にリンクがありますので、タップして次に進んでください。

タイトルとURLをコピーしました