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vol.12 どこが違うの?普通預金と当座預金

銀行預金にもいろいろと種類があります。普通預金、定期預金、総合口座、定期積立、そして当座預金などです。それぞれがどんなものか、普通預金と当座預金はどこが違うのか?について紹介します。

簿記3級の本題からそれちゃいますが、せっかくなので一般的な知識として、こんなものがあるのか?という感じに、さらっと読み流してください。

 

銀行預金のタイプ、いろいろ

銀行預金にはいろいろと種類があります。

日々の生活、ライフスタイルや、将来のプラン、自分の性格との相性などを考慮して、目的にあったものを選んで活用してください。

 

普通預金
自由に預け入、引出しができます。そして、お給料や年金といった自動受取り、電気代や家賃、クレジットカードなどの自動支払いができるタイプの預金です。銀行取引の基本です。

定期預金
預け入の金額と、引き出す日(満了日といいます)を決めてから始めるタイプの預金です。満了日がくるまでは引き出すことができません。1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、3年などが設定できます。
よく金利が高いのがメリットと書いてるのを見かけますが、それは昔の話し、今はほぼないと思ってください。自由に引き出すことができないので、貯金をしたいんだけどいつの間にか使っちゃうんだよなぁって人に向いています。

総合口座
普通預金と定期預金を組み合わせたもの。特徴的なのがお金を自動的に借りることができること。通常、お金を借りる際、申込や審査といった手続きが必要なのですが、総合口座を持っていれば、定期預金の90%までは自動的に借りることができちゃいます。
普通預金の残高がゼロでもお金が引き出せるんです。あとでマイナス分を入金すれば返済完了。もし返済できない場合は定期預金から支払われる仕組みです。普段は計画的に貯金しているけど急な出費があるとしんどいって人には便利ですね。

積立定期預金
いつまでに、いくら貯めるか? 満了日と目標額を決め、その目標に向けて毎月積み立てをするための預金です。毎月、決まった日に、決まった金額が、普通預金口座から積立定期預金口座に自動的に移動します。日付と金額ははじめに自分で決めておきます。満了日までは引き出すことができません。
貯金はしたいのに、入ったお給料、どうしても全部使っちゃうんだよなぁって人にお勧めです。残ったら貯金に回そうと考えるから失敗しがち。お給料日の直後に移動するように設定しておけば、使う前で、強制的に貯金ができちゃいます。

当座預金
会社やお店に適した業務用の口座で、小切手や手形の支払いのために使われます。法律で決まっていて利息がつきません。その代わり銀行が破綻しても全額が保証されます。商売をするに当たってとても重要な存在となる預金タイプです。(次のブロックでもっと詳しくご紹介致します。)

他にも貯蓄預金、大口定期預金などがあります。興味があれば調べてみてください。

 

普通預金と当座預金の違い

普通口座は普段使っていてイメージしやすいですが、当座預金ってよくわからないって人のために普通預金との違いをいくつか紹介します。

 

誰でも簡単に作れるわけではない
当座預金を作ろうと思ってもすぐには申込ができません。
まずはその銀行に普通預金を開設し、しばらくの間は、その普通預金を使って入出金の実績を作る必要があります。

そして、申込を行うと、事前審査が始まります。
事業内容や事業状況はどうか?売上や利益は十分にあるか?過去に支払えなくなったことはないか?といったことなどが確認されます。
審査が通って、「当座勘定取引契約(とうざかんじょうとりひきけいやく)」を結んで、はじめて口座を使うことができるのです。

当座預金を開設すると、小切手や手形を使ってお金を引き出すことができます。(小切手や手形については別で、仕組みを紹介致します。)支払いに小切手や手形を使うと、後で当座預金の残高からその分の金額が引き落とされる仕組みなのですが、その時にお金がなくなって支払いができない状態になってしまうと大変です。なので銀行は慎重に、その会社は信用できるのか?小切手や手形を使いこなすことができるのか?を確認するのです。

当座預金の口座を持っているということは、この審査に通ったという証しにもなりますので、取引先などからの信用力もアップします。

 

利息がつかない
普通預金を使っていると、いつの間にか30円とか利息が入っていたりしませんか?(普段、入出金明細をみないっていうあなた!これからは毎月確認するようにしてください。)
当座預金は法律によって、利息をつけることが禁止されています。
銀行が破綻しても全額が保証される!
普通預金は1000万を超えた分は保証されていません。もし銀行が破綻したとしたら…預けたお金が戻ってこない危険があるのです。当座預金は普通預金と違って、全額が保証されていますので、預けたお金は全部戻ってくるから安心です。

小切手、手形が使える!
当座預金を開設すると、小切手や手形が使えるようになります。現金を持ち歩かなくても支払いの決済ができるので便利です。

 

ATMに制限がある!
当座預金を開設すると通帳やキャッシュカードが発行されます。これらを使えば普通預金と同じようにATMでお金を預け入たり、引出したりすることができるんです。
ただし、預け入についてはご注意を、普通預金はいつでも行えますが、当座預金は15時までしか受け付けてくれません。

 

引出し限度額がない!
普通預金では1日に引き出せる金額の上限が設定されています。当座預金ではこの制限がありませんので、大きなお金を動かす場合に便利です。

 

当座借越ができる!
当座貸越(とうざかりこし)」小切手や手形の決済に必要な資金が不足した場合、
その会社の信用力に応じて決められた一定の金額を限度として、銀行が一時的に立て替えてくれる仕組みです。

 


銀行預金についてのお話しはおしまいです。
次からは小切手や手形についてご紹介します!

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